2016年02月03日

定期試験だ

日本教育史の試験問題だ。
posted by 新谷恭明 at 09:39| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

試験問題

 本日は文系ディシプリン科目「日本教育史」の試験だった。
 これが本日の試験問題である。問題はやさしい。使用した史料はいずれも講義中に配布したものだったからだ。
 昨日、ちょいとした会合で出てきたのだが、ベーコン的知識観(唯名論的知識観)とカント的知識観(批判哲学的知識観)というのがあるという。唯名論的知識観に従えば、ひたすらに知識の量を増やすことが学びになるわけだが、カントのコペルニクス的転回というやつで、認識が対象に依存しているのではなく、対象が認識に依存しているということになると理解する力があれば、知識は詰め込まなくても獲得できるということらしい。
 このように資料を読み解くというのもそういうことなのだろう。試験対策として例題を練習してきた人間には「えっ!」かもしれないが、史料そのものについて読み込んできた人間には楽勝だったと思う。それにしても教育勅語をまるまる試験に出すというのは心地よいものだ。
posted by 新谷恭明 at 17:17| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする

2014年11月09日

レポートの書き方

 課題協学科目は学問的な学びのルールを学ぶのも重要な目的の1つだ。しかし、レポートの書き方は高校までには習っていない。しかも、インターネットの普及に伴い、情報を選ぶ眼、情報リテラシーが大きな課題ともなる。大学としては大事に至る前にきちんと学生に伝えておかなくてはならないだろう。
 今学期は試行的にマニュアルを作ってみた。今後改善していかなくてはならないが。


レポートの書き方について
posted by 新谷恭明 at 14:49| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする

「課題」の書き方

 講義の時にはその日の講義に関して課題を出し、レポートを出させている。はじめは授業の終わりに10分くらいで手書きで書かせていた。しかし、課題をメールで提出させるようにしたら、時間内よりも時間外に踏み出すようになってしまった。今学期は学生の要望もあり、翌日正午までに送付するようにしている。
 講義は1コマにつき4時間の時間外学修が必要とされているので、そのくらいの課題を与えることは妥当だと
言える。一方で、安易に講義の内容のオウム返し的な報告や、昨今ではインターネットからのコピペが目立つ。また、インターネットからの引用も「とんでもサイト」からの引用をして恥じない学生が多々出てきている。というより、彼らは情報の真贋を見抜かなければならないという心掛け自体を学んでいないのである。
 ということで、今学期にはこの文書をとりあえずは配布した。web学習システムで配信したので、見てない奴は見てないのかもしれないが。
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課題の書き方

 毎回の課題は講義を聴いて考えたことを書く。おおよそA4版一枚程度ということは決して短くはないので、そこそこに文章の勉強になるはずだ。
 書き方としては講義で聴いたことの要約をすればいいというものではない。大学は自らを成長させる場所だ。だから大学での学びはどれだけ知識を得たか、ということではない。学んだ知識に就いて自分でどれだけ考えたか、ということが重要であり、それが評価の基準になる。そのためには講義で得た知識だけでなく、自分で調べたことも材料になる。
 インターネットで調べる、ということについては気をつけよう。インターネットには誰でも情報を流すことができる。だからとても便利ではあるが、それらはわれわれが日々行っている雑談の域を出ない。雑談からヒントを得ることはあるかもしれないが、それ以上のものはない。
 情報というのはその質を見極めなければならない。例えばWikipediaというネット上の百科事典がある。誰でも書き込めるので、多くの人間の知を集めて内容を充実させようという試みであり、それなりに意味はあるが、学術的な責任を持って書かれたものではないので、しばしばとんでもないまちがいや偏向した意見が載っている場合がある。だからWikipediaを活用するには、知の品質に関して鑑定眼を鍛える必要があるが、それは初学者にはむずかしいことである。基本的にWikipediaは学術的引用には不適切である。
 誰かの作ったホームページからの引用ということもしばしばやりたくなる。しかし、これらのホームページやブログは私的なメッセージに過ぎず、学術的な引用にはふさわしくはない。また、公共機関が作成しているホームページなどはそれなりに信頼性は高いが、それらは一般市民に対する情報サービスであるから博物館の展示品説明のレベルの内容である。これらは小学生が社会科見学の際にメモしてきて報告する水準である大学生である諸君がレポートに書く水準であるかどうかはよく考えたらいい。
 しかし、本物のデータや史・資料、論文などがインターネット上からダウンロードできる。それらはわざわざ所蔵機関に行かなくても閲覧できるものであり、活用することは可能である。それらにアクセスできて活用する分にはおおいにがんばってもらいたい。
 「課題」はその日のうちに提出するものだから、余り多くの史資料、論文、著作などを読んで書くには時間が足りないだろう。そのために講義の内容が基本的な検証素材となるだろう。その際に重要なのは講義で話された内容、配布史資料をもとにいかに自分が考えたか、ということである。講義を通じて新たに知った事柄を自分の頭で考えて自分のものにしていく。そういう作業をおこなって欲しい。インターネットもそういう自分の思考の手助けになるように活用したいところだ。
posted by 新谷恭明 at 14:13| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする

2014年07月31日

日本教育史の試験問題

 基幹教育文系ディシプリン科目として開講した日本教育史の試験問題.PDFです。問題文が横なので、ご面倒ですが縦に直してご覧ください。
 この試験ではとりあえず、試行的にルーブリックに書いたいくつかの項目を押さえることができたと思う。と同時に、この試験で期待する基準に達するだけの力をつける授業を行わなければならないと実感した。後期に反映させよう。
posted by 新谷恭明 at 22:50| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

課題協学科目第一回目の授業はお気に入りの歌

課題協学科目の全体テーマは「出会いと倫理」。
で、僕の担当は「色恋の文化史」なんだが、最初にこの歌の中からお気に入りの短歌とその理由を書いてもらった。
今日の気分学生の投票.pdf

栗木京子さんの「観覧車」の歌は相聞歌としては名歌中の名歌だといってもいい。それに猛追した「事務的な会話」は評価されてもいいのかもしれない。学生は似た体験をしたことのあるような作品にきゅんときたようだ。
あ、学生には作者は明かしていない。
posted by 新谷恭明 at 22:25| Comment(0) | 基幹教育 | 更新情報をチェックする